魔血魂（まけっこん）は、魔人たちの核となるもの。魔人の力の源は魔王の血であり、魔人が倒されるとその血は固まり、魔血魂となる。この魔血魂はカオスや日光でさえ破壊する事はできない。これをこの世から完全に消滅させる事ができるのは魔王のみである（＝魔王の血に戻す）。
解説 †
魔人は倒されるとこの魔血魂と呼ばれる状態になる。正確にはこの状態はまだ完全に滅んではおらず、玉の中に意識があり、喋ることなども出来る。さらに部下である使徒などが新たな肉体を見つけ、この魔血魂を飲み込ませると、その生物の肉体を乗っ取り再び魔人として復活する事が出来る。ちなみに乗っとられた元の生物の精神は消滅する。
逆にその"元の生物"の精神力が魔人の精神力を上回っていた場合は、魔血魂を上書きして、新たな魔人が誕生することとなる。この場合はもちろん前の魔人の意思などは消滅し、事実上死亡となる。
トップノースカロライナ州の都市
魔血魂のその後 †
| 別の生物が飲み込む | 魔血魂が勝った場合 | →乗っ取った肉体で魔人が復活 |
| 肉体の持ち主が勝った場合 | →新たな魔人が誕生 | |
| 魔人が飲み込む | 魔血魂が勝った場合 | →元の魔人が復活 |
| 肉体の持ち主が勝った場合 | →飲み込んだ相手の魔人の力を吸収しパワーアップ | |
| 消滅 | 可能なのは魔王のみ | →初期化され魔人の情報も消去される |
ランス3では †
魔人が初登場し、ノスやアイゼルが倒されているが、この時は魔血魂に関係する記述は一切ない。後にノスの魔血魂が美樹によって回収されたという裏設定が追加。[1]
郵便番号、ポストフォールズ、アイダホ州
ランス4では †
レキシントンの魔血魂が登場。この時は魔血魂という名称はなく、『光の玉』などと呼ばれている。色も赤色ではなく、光っている。
レキシントンの使徒アトランタが主のための身体を求めており、ランスに目を付ける。彼に魔血魂を飲ませて、主を復活させようとしているなど、現在の設定に近い。しかしこの玉（魂）は非常に脆く、ランスがちょっと力を込めて握ると潰れてしまうぐらい柔らかいなど、現在とは設定が異なる部分もある。
鬼畜王ランスでは †
『魔血魂』という名称が付いたのはこの鬼畜王ランスから。当作品では魔人が多数登場し、魔血魂も数多く登場した。魔人を倒すと魔血魂となるが、ランスたちはこの魔血魂に関しては完全に無視。その後にこの魔血魂を使って、新たな魔人が誕生するなどのイベントも無い。
この作品では、敗北したホーネット派のシルキィが魔人の魔血魂を回収し、自身のパワーアップに使用するという用途で主に使われた。
以下、魔人が飲み込んだ場合の鬼畜王ランスでの考察（ただし鬼畜王ランス自体が番外編であるため、この設定が正史でも生きているかは不明）。
the1799に何があった
- ＜パイアールの台詞＞
えっ…嘘でしょ？ やめた方がいいよ。躰が痛くなっちゃうよ、シルキィ。 君の躰では、複数の魔人の血を入れちゃうと…それに、僕の力を吸収出来るなんて、本気で…
凄まじい激痛に襲われるが、相手の魔人の力を吸収できる。しかし無理なパワーアップの反動は大きく、シルキィの躰は内部より崩壊しつつあった。この様な状態は3ヶ月程しか持たず、その後は自らが破滅する。
またこの台詞から、上書きされた場合と違い、飲み込まれた魔人が消滅する訳ではない模様。
別の魔人が取り出す事も可能。ちなみにこの時は飲み込んだ魔血魂が4つ以下の場合。
シルキィが死ぬと、彼女の魔血魂と飲み込んだ魔血魂のすべてが現われる。
ランス6では †
魔人ジークがランスに倒され魔血魂となる。さらにその魔血魂をカミーラの使徒アベルトが飲み込み、新たな魔人が誕生した。人間たちも『魔血魂』の危険性（放っておくと魔人が復活するか、新たな魔人が誕生してしまう事）に気づいたようで、この作品から魔血魂をめぐる争いが描かれたり、手に入れた後の保管方法なども厳重になっている。
戦国ランスでは †
魔人ザビエルがに倒され魔血魂となる。ランス6と同じくこの状態ではザビエルを完全に倒した事にはならないので、この魔血魂の扱いについて問題となるが、戦国ランスにてこの魔血魂はカオスと日光ですら破壊できず、消滅させる（＝魔王の血に戻す）のは魔王にしか出来ないという設定に変更された。
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